素人の僕が古いカブを再生する

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オカンもホンダTactでデビュー?! タコ師匠のバイク史:その28

      2017/04/09

CD 125と原付スクーターホンダタクト、牛肉、ガンプラ、柿とミカン、ロボット、ゲームのセット、ダットサンの荷台はまぁまぁのボリュームになりました。

この中には僕の欲しい物は牛肉のみ。

ジムニーやマッハを獲得した時の様な感動はありませんでした。

爺さん達のテンションも低く、いつもなら運動会の次の日の月曜に即登録して乗り回すのですが、

CD 125なんかどうしよう?とか

スクーターなんか誰かにアゲよか?

とかの話しになっていました。

唯一テンションが高いのは、いつも冷静なオカン。

大型バイクの音が暴走族みたいだだの、こんな台数イランだの、捨てずに台数を増やして行く男どもに正論で対抗するのですが、スクーターなら私にも乗れそうやから免許を取ると鼻息が荒いのです。

運動会の後は直ぐ稲刈りで年末のクリスマス商戦を控え、工場も忙しくなる中、機械を動かしながら勉強してるんです。

そして免許ゲット。

スーパーマーケットが1㎞範囲内にないうちの家からは、買い物袋を足元に置ける便利な乗り物です。

そんな早く走る必要のない、距離が5㎞範囲内の乗り物としては便利。

ママチャリより行動範囲も広がるし、電車の駅から遠いオカンの実家にも10分で帰れる。

これで少しはバイクに対して、うるさいオカンの理解もユルくなるやろ。と皆考えていました。

山に行かず、自分とこの採石土場に行くとユンボやブルが置いてあり、土、砂、ジャリを混ぜず、遊び終わったら配置を元に戻せばジャンプコース等を作ってもよいと許可をもらっていました。

叔父さん所有のモトクロスは2スト250cc のレーサー用エンジンらしく、この200坪足らずの採石土場では持て余します。

以前作ってくれたモトクロスは80㏄位らしく、今度は大人用のフレームに125㏄位の2ストエンジンを積みこみ、ホイールの大きさで高さ調整しよか?と試行錯誤。

手に入ったエンジンがホンダの125㏄の2スト。

5速ミッションも同じバイクから移植したようですが、フレームがどうやらSUZUKIの物らしくしっくり合いません。

無理から溶接・加工を繰り返し、完成したのはゼッケンの位置以外は耐熱性塗料を使った艶消しの黒、ダンプカーのシャーシに塗る耐久力抜群のアレの色合いです。

このモトクロスが運動会の景品なら、もっと皆が喜び、必死で競技に参加するはずです。

仲良しごっこの運動会なんか参加する意義も意味もありません。

話は新道場に戻りますが、完成祝の一升瓶・酒樽が置ききれない程に届いています。

ヒイ爺さん、爺さんに世話になった人や門下生が届けてくれるのです。

その方々を招待し、いよいよ道場開きです。

神聖なる道場で宴会。

催しとして◼万本手合わせ◼と言う、片方が立てなくなるまで乱取りを繰り返しやるのがあり、これの門下生代表が近所の中学の兄ちゃんと僕。

大人は爺さんと門下生全員が努めます。

何本投げられ続けたか覚えてないときに、僕は胴締めから裸絞めで一本取りました。

これで失神した兄ちゃんが、大を漏らしてしまいました。

宴会は中止。

救急車呼んだり、新品の畳なのに早速また畳を新しく注文したりの騒ぎになりました

やっぱりこの道場はイカれてやがる!

戦後直ぐの稽古内容と、ちっとも変わらん稽古しとる!

爺さんには最高級の誉め言葉なのですが、世間体は違います。

中学生の柔道で禁じ手とされている裸絞め(チョークスリーパー)を公然の場でやらせて、しかも止めないなんて狂ってる!

そしてこの狂った道場は続けるのですが、本格的にレスリングも身につける為にも、レスリング道場の門を叩きます。

爺さん曰く、床に描いてる線が四角か?丸か?の違いや!

着物(道着の事)着てるか?裸か?は実戦では意味がないのだと言い切ります。

道歩いてて喧嘩なるやろ?喧嘩するのにわざわざ裸なるか?

確かに服脱ぐのは池野めだかぐらいでしょう(また着ますが)

◼僕は喧嘩に強くなりたいんと違う!喧嘩強なるんやったら、いつもピストル持ってたらええねん◼

そして僕はレスリング道場に通い始めます。

黒のショートタイツも虎のマスクもイランみたいです。

耳を守るヘッドギアとアニマル浜口みたいなレスリング着、アシックスタイガーのレスリングシューズ。

普段下駄履きの僕には合うサイズがなく、オーダーメイドで高くつきました。

このレスリング道場は僕の同級生のザクのお父さんが道場主で、若いときは五輪候補まで行ったらしくて、受け身と基本体操を徹底的に叩きこみケガをしない教室をモットーとして運営されています。

新車のまんま粗大ごみとなったCD 125をこの道場に寄付して1年の授業料としてもらいました。

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