どれもとっても50㏄クラスからは規格外のバイク
永らくブログ更新をおさぼりしておりましたが(まぁネタも乏しかったので・・)、今回【番外編】という事で記事をあげてみました。
当ブログの看板であるスーパーカブからは離れますが、めっちゃ特徴だらけのバイクなので、知ってる人も知らない人も楽しんで頂けるかと・・・。
それがコイツ、アプリリアのRS50なのです。
ちなみにアプリリアと聞いてベビーカーを連想した方、違います!!
それはアップリカ(aprica)なので別物です。
まずは簡単にスペックなどをご紹介。
メーカー:Aprilia(アプリリア) イタリア製
出力:8.8ps/9,750rpm
トルク:0.77kg/8,500rpm
全長:1,920㎜
全高:1,155㎜
発売:1993年~
この数字だけ並べても今一つ実感として共有できないので、目だったポイントについて触れてみましょう。
デ・デカイ・・!! とても50㏄には見えないそのサイズ感
最初にRS50を見たときに飛び込んでくる印象。
これが原付クラスとは思えないその車体の大きさ。
純日本人体系の私が跨ると、両足がペタンと地面に付きません。
上で解説済みの全長・全高を比べてみると一目瞭然。
バイク車名 | 全長(㎜) | 全幅(㎜) | 全高(㎜) |
RS50(1991年) | 1,920 | 675 | 1,155 |
NS-1(1995年) | 1,905 | 670 | 1,080 |
スーパーカブ50(2018年) | 1,860 | 695 | 1,040 |
RZ50(2000年) | 1,805 | 615 | 970 |
GS50(2005年) | 1,730 | 685 | 930 |
アドレスV50(2018年) | 1,670 | 620 | 1,005 |
モンキー(2009年) | 1,365 | 600 | 895 |
主旨の異なるカブやモンキーや、サイズ感のイメージしやすい様、原付スクーターのアドレスVも並べてみました。
同カテゴリーのNS-1やRZ50と比較しても大きい事がわかりますね。
なんちゅう馬力じゃ~ クラス最上位のパワー
バイク車名 | 出力(ps) |
RS50(1991年) | 8.8 |
RZ50(2000年) | 7.2 |
NS-1(1995年) | 7.2 |
GS50(2005年) | 4.3 |
スーパーカブ50(2018年) | 3.7 |
アドレスV50(2018年) | 3.7 |
モンキー(2009年) | 3.1 |
いかにこのRS50がぶっ飛んでるのかがお分かり頂けるでしょう。
中でも最初期型と呼ばれる車体では、実質12ps以上と言われており、本物のバケモノです。
そんなRS50は、最高速100㎞も出せる程の力をその内に秘めているスーパー50㏄バイク。
2012年までマイナー、メジャーチェンジを繰り返しながら、販売が続けられてきました。
ただ国内での
- 排ガス
- 騒音
- モペッド
規制で2002年以降は少しスペックダウンしてしまい、RS50のひとつ売りが削られてしまいました。
とは言え80㎞は可能(イジればそれ以上だって・・)。
その為、いまでも高値でやり取りされている代物なのです。
スーパーカブも良いけれど、今回はビバ、イタリア!!