YB125SPのタンク塗装をはがして、缶スプレーで自分色に染めちゃうよ~
バイクのオリジナリティを出すのに、インパクトあるのはやっぱタンクでしょ!
という事でYB125SP、自称カフェ仕様にはコレって決めてた色のイメージに近いモノを探し、そこに照準を合わせて作業を進めていきます。
元々の塗装も色褪せやサビで相当くたびれていたんで、カラーチェンジは悪くないアイデアだと思ってるんですよね~。
最初は真面目に紙やすりでゴシゴシしてたけど、キリがない事は2秒でわかりました。
剥離剤を活用するという手もあるでしょうが、大胆にも家にあるサンダーを使ってザクザク進めてみたところ、なかなかこれが良い!
一発で塗装が100点満点の出来になるなんて思ってないし、今後の経験としても非常に貴重。
というかサンダー優れすぎですので、めっちゃおすすめですよ。
切ったり、研いだり、磨いたり、用途が広いので興味のある方はぜひ(ちなみにウチはマキタとリョービの2台持ち)。
缶スプレーでYB125SPのタンクをDIY塗装 ステップ解説
塗装をはがすまでもなかなか手のかかる作業でしたが、再塗装作業はさらに慎重に進めていく必要があります。
動画でも解説をしておりますが、ブログでは使用したアイテムについても詳しくご紹介していきますので、じっくりご覧ください。
タンクのDIY塗装ステップ1:下地処理(脱脂)
サンドペーパー、グラインダー、剥離剤等々を使って、塗装をはがし終わったタンク表面。
全て落ちた様に見えても、表面に油分が残っていたらキレイに色が乗りません。
その為にタンク表面に残る油分を取り除く工程としてシリコンリムーバー(脱脂)を利用します。
セットで4本購入、でも上手に使えば1本でも足りると思います。
この他、ステッカー等を張り付ける面に事前に使用するなどの目的で活用の幅もあります。
DIY塗装ステップ2:下地塗り(サーフェイサー)
タンクの余計な油分が取れたら、今度は下地塗装の工程に移ります。
ここはサーフェイサー(プラサフ)塗装です!
塗装はがしの際、タンクの表面は研磨した凹凸が出来てしまっていますが、この凸凹の差を埋める役割を果たします。
サーフェイサー塗装時の注意点は、薄く、幾重か重ねる(キレイに均一化させるため)事です。
そして塗装後(乾燥後)に最後耐水ペーパーの1000番程度粗さで表面を磨きます。
そうする事で表面に非常に細かく傷が刻まれて、本塗装がのり易くなる効果を発揮します。
2本購入。
DIY塗装ステップ3:本塗り
お待たせ致しました!
ついについに本塗り工程ですよ、僕が塗りたかった色、実際に塗ってみてイメージ通りの色になるかどうかの保証はありませんが、近いものになりますようにと祈る様に塗りましょう。
ちなみに僕が使ったのはアサヒペンのクリエイティブカラースプレーという商品。
色はアースグリーン!
これに似た色もあちこち覗いてみて、一番自分の希望に近い感じがしたので。
こちらは2本購入。
缶スプレー塗装時の注意点は、塗料がダマにならない様に缶を40度くらいに温めると良いですので、夏場なら問題なさそうですが、冬場にタンク塗装する場合はお湯に浸けておく等の対応が必要ですね。
また塗装方法はこれまたダマになったり、液ダレを防ぐために、タンクから適度な距離(15~20㎝)を取り、細かく薄くスプレー塗装を重ねていく要領で進めましょう。
また今回の僕の様に、風の影響を受ける環境はオススメ出来ません(下動画アリ)
DIY塗装ステップ4:上塗り(ウレタン塗装)
本塗りが完了したら、ハイ、できあがり~!
ではありません、このまんまじゃガソリン給油の際、もしノズルからポタポタとタンク表面にガソリンが垂れたりすれば、塗装溶けちゃいます!!!
その為、ガソリンに耐えるべく、このウレタン塗装(コーティング)が欠かせないのです。
ちなみに僕はこちらも2本購入。
ウレタン塗装の要領は本塗装と同じです。
これらの模様を、動画でも公開しておりますので、参考にしてみてください。
追伸:タンクの凹み、上手に出来なかったのが悔やまれますが、パテは良かった。
コツも掴んだし次回は失敗しませんよ~、使ったパテは以下の通り。