HONDAモンキーの復活にニセモンキーを利用する方法
産業廃棄物のバッカンの横にある鉄屑専用のドラム缶に、錆びたモンキーのパーツをブチコミ、般若心経を唱える。
少しのアルミパーツ以外はほとんど偽猿である。
形だけのディスクブレーキ、ねじれ剛性の心配なスイングアーム、油圧もガス圧もないただのバネのみを付けたリアショック。
- 適当過ぎる電装配線
- 錆びの浮いたブレーキホース
- 加速の遅さに影響しているであろうスプロケ
- 足元の重さがわかる鉄のホイール
- 回したらパキって砕けたキーケース
- 普通に合鍵屋で作れないキーの形状
数えだしたらキリのない不具合。
でも、弱点が解ってるんやから、手直ししたらええ。諦めんとやりつづけたろ。
アミバかて「あれ間違えたかな?」を繰り返して強さを手に入れよった。
↑ タコ師匠間違ってるよ!! あいつタダのイカレタ人殺しやから!! ↑
何回かのキックでかかるエンジン、こいつが曲者。一発でかかれよ。
- プラグ
- 点火コード
- オイル粘度
- キャブレター調整(ガソリンや空気濃度)
どれかに問題点があるはず。
エンジンに負担の少ない低粘度のエンジンオイルに交換、ついでにブラッシング。
金属粉等余計な物を掃除したら、100%科学合成オイルで燃焼機関に油膜を張ります。
スポーツタイプのショートストロークエンジンは勿論、今回のようにロングストロークのビジネスバイクみたいな物にも、内燃機関をよりスムーズに動かし長持ちさせる方法としてかれこれに30年以上続けている儀式です。
モンキー・ゴリラなら何回か、バラしたり部品替えたり、調整してるから大丈夫。
「俺は天才だ!」
偽猿アルミフレームにモンキーのシートを・・・
経洛秘孔、否、ネジ穴の位置がデタラメな場所に・・・
海外製のは、モンキーの劣化コピーやと思ってました。
偽ダックス、偽シャリーも共通部分があるとは・・・
シートを少し曲げて、よし入った。
もう一度言う、俺は天才だぁ~!
バックステップはハリケーン、
リアサスはオーリンズかカヤバ。
ロングスイングアームは?
バイク屋で見つけた汎用の10ミリ延長の。
さ、マキタのペン型でささっと組み換えしましょう!
ここからは「あれ間違えたかな?捨ててこい」禁止。
あ、偽猿はサウザーみたいに普通のモンキーとは秘孔の位置が違うので、一部加工しながら進めましょう。
ロングスイングアームから。
疲れてるのでコードレスインパクト14.4vで取り付けます。
この程度で壊れるなら、返品返金すら省みぬ。
あ、スイングアームがプラス10センチなら、チェーンも長さプラスなりますわな?
単純にプラス10センチではなく、合わせて加工しなければ。
こんな時にはメンテナンススタンドは必須!
正直中華製とか安物探せば色々あるんで、それで良い方はそちらに。
正直ちょい高めですが、頑丈さとコンパクトさ、スイングアームに引っ掛けて起こす楽なやり方で、バイクを触りたい!という方は、一台持っていて後悔しない買い物になると思いますよ。