レトロ感たっぷりカワサキW1ってなぁに?!｜【単車男編その21】タコ師匠のバイク史

この男、極刑につき
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この男、極刑につき

ジミー：『バイクの免許取れました』

小田：『遠いとこツーリング行って鍛えてかなあかんな』

上川：『・・(ニヤッ)』

小田：『やっと前に買うといた奴を、植田さんにW 1みたいにしてもろてん。』

ジミー：『W 1？』

小田：『ワシら若いときに、梅宮辰夫が不良番長ゆう映画で乗ってたんや！』

ジミー：『ボンドカーみたいなもんですね。』

小田：『(ジミーを素無視しながら)カッコエエから限定解除の免許取って、買おう思ったら子供出来て。それからは50歳前になるまでは車と仕事場で貰うたRG50E ゆうので我慢してたんや。
50歳前にレブル中古買うた後に、当時のリバイバル版出るって知ってたけど、買えんわな～。
で、こないだバイクの卸し屋で置いたるがな！　値段聞いたら40万円以上しよる。　　　肩落としながら借り物のハーレーに乗ろう思ったら、駐車場でギョウサン単車降ろしとる。見てたらまたW 1降ろしとるんや。ヤケクソで聞いたった、ナンボ！？』

カバちゃん：『30万円切りました？』

小田：『切りました、切りました！！切ったも切った、9万円！』

カバちゃん：『イヤー、安い！』

小田：『せやけど、チンチクリンのハーレーみたいにエンジンがアホなってたら怖いやん？　植田さんに電話して、音聞いてもろた。【Wの音やなくて、シングルでしょ？】言われた。　店の人に聞いたら250で見た目はW650みたいな旧いスタイルでな。　特にどないもないから、すぐに抑えたんや。』

わたしの初めのは、異音ありで書いてましたからね。

小田：『針テラスで停まるとか、なってしもたら泣いてしまうからな。　んでや、原付雑誌に【交換して下さい】でマグナムの50出しとるで！て時計屋さんが教えてくれはってな。　マグナムの出しとる人が吉野口の人で、ワシが一番近く、一番その人が乗りたかった近いのを交換に出しとったみたいや。』(マグナム→マグナ50の事)

カバちゃん：『何でわざわざ250を、50にしてから売るんですか？』

小田：『吉野はな、学校通う時に、原付は最低限必要な物でな。　あんな坂の多いクネクネの山道を、何十㎞も歩いたりでけへんがな。　せやから学校行くようなったら、絶対原付買いよるねん。』

カバちゃん：『そんな無秩序に走った原付はどうなんですか？』

小田：『今回のに限りな、駅前の人やってん。　6000㎞も走ってへん。』

それでも250より50のほうが、高くなったりするんですかね？

小田：『ワシのレブル、ナンボ走ってるか見た事あるか？』

7000㎞ぐらい違いました？

小田：『一桁違うぞ。7万㎞ぐらいや。　雨でも単車通勤してたからな。　車やったら何の問題もない。　単車やと・・』

カバちゃん：『5万㎞行くと、ほとんど値段付かないと聞いた事がありました。』

小田：『そや、3万越えたら安く、5万越えたら激安、7万㎞越えたら鉄ゴミ、10万㎞越えたらスクラップゆうらしいからな。　2万㎞ぐらいでハーレーをスクラップにしよる奴もおるけどな。』

わたしの初めのは、スクラップではなくなりそうですよ。　3万円で売れます。

豚ゴリラ：『おう！あのハーレーからカウル外してな、カウルとLED の造作と色は継承するからな。』