➖【嘘偽りなしで!】➖
(たまり場 植田商事(株)道場2階事務所)
わたしは梨子さんと、離婚する事になりましたが、弁護士が中に入るらしいので弁護士にお任せしますよ。
植田:『山中くんと梨子が二人で作った財産なんか、何もないやろ? 既に相続している土地建物はないやろ? ちゃんと家族に証明してもらえますよ。 この子は月収手取12万円、親が携帯もガス電気水道税金迄全て払ってる。 生活力すらないのに結婚してると。 嫁はうちの息子よりも月収高かったのに、この辺りで就職活動する気もなし。 何もしてないし、別れてもうちの息子よりは生活力あるのに、何でうちが慰謝料を請求されたるのか?』
証言で何とかなりますかね?
給与明細残してますから出したらいいですよね?
植田:『だって、山中くんはハーレー買うのも、親御さんから金貰ってるんでしょ? そんな人、ただの戸籍上だけの成人ですやん。 あとなんぼか安かったら、扶養家族認定されますやん?』
上川:『全く働いてない生活保護の人のほうが、何千円か多いですね。』
そんなにわたしの収入は、少ないんですか?
上川:『普通は手取で20万円代後半ぐらいありますよ。 そこにボーナスに月給3ヶ月~半年ぐらい。 うちの会社は、売り上げによりますが、そんな感じです。 たぶん植田さんが最高額の半年分ですか? 半分ぐらい遊んでて、そんだけボーナス出るのが羨ましいんです。』
つばさ:『年に半分ぐらい海外、残りの半分ぐらいの半分でのボーナスやもんな。』
上川:『売上額が桁違いですもん、当たり前なんですがね。』
植田:『そんだけ頑張ってる証拠ですやん?』
上川:『ボーナスが、小田さんと山中くんとの年収足した額なんですがね。』
植田:『あの人達の収入はっきり知りませんけど、そんなもんなんですか? 別収入一部のみで充分で、給与明細見てませんから。 通帳からも卸してませんから。』
つばさ:『私は通帳見てるよ。 確かに給料イランな。 こっそりTシャツとかアパレルの貿易しとるねん。 細々ならやっていける金額。』
植田:『ネットの収入は微々たるながら、チームの運営資金になってるで。』
豚ゴリラ:『おう!チームといえば、【嘘偽りなしで!】が合コン是非来たい!って連絡あったぞ。』
植田:『そうなん? いじりがいのありそうなキャラ濃い奴やから、今すぐここに呼べよ。』
豚ゴリラ:『おう!大阪の奴やぞ! すぐは無理やろ?』
上川:『太子町でしょ?山の裏ですよ?』
道の駅の方面ですかね? わたしが葡萄を買いに行く所ですね?
植田:『山中くんがどこに葡萄買いに行くのかは解りません。』
時計屋:『(隼から降りてきて)この辺はエエなぁ、10分でグリーンロードや。 山の手をゆっくり走るの気持ちいいですぅ。』
植田:『10分でグリーンロード! おい、豚ゴリラ。 道の駅に30分後で顔合わせや!』
豚ゴリラ:『おう!電話してみる。』
(スピーカーフォンにして)
豚ゴリラ:『合コンの前にチームの一部の人、紹介しときます。 ふたかみ道の駅に30分後に来れますか?』
【嘘偽りなしで!】そこ、知ってるっす! 駐車場っすね? ペケジェー転がして行くっす!
時計屋:『さっきまで走ってた場所ですぅ』
植田:『バイク変えてもう1回楽しめ、安もんの時計屋』
時計屋:『そやな、道の駅に行ったらオッサンが勝手に触りよるからな。』
植田:『丁度、ハスラー50を125㏄エンジンに変えて、2種登録しとるんが組上がってるわ。』
時計屋:『俺のKSR英数字2に対抗して、お前がゴミから組み立てた最高の駄作やな?』
植田:『ツーリング行かんかったら、なんの問題もない!』
豚ゴリラ:『おう!気をつけろ、兄ちゃんの組んだ奴は、全部凶暴スペックやからな。』
時計屋:『あ、前にチラッと別の乗らしてもろた事ある。 あの音、乗り心地の悪さ、とても30分持たんやろな。』
植田:『10分の場所やから問題ない。』
豚ゴリラ:『おう!珍竹林、先出とけ。 お前遅いから。』
豚ゴリラ:『おう! 俺もおばちゃんのディオ借りて行くわ。』
植田:『勝手に乗っていけ』
豚ゴリラ:『おう!兄ちゃん何でNSR80に股がってるねん?』
植田:『近所はこれぐらいで丁度ええねや。』
(道の駅はるか手前の信号にて、珍竹林に追い付き合流。)
➖道の駅➖
時計屋:『ちょっと便所』
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ
植田:『エライのん来よったぞ! あんなん前見えへんのちゃうか?』
【嘘偽りなしで!】:『失礼します、植田さんですか?○○っす!』
上川:『違います、植田さんあの人ですわ。』
植田:『プププ』
豚ゴリラ:『おう!はじめまして。』
【嘘偽りなしで!】:『はじめまして、○○っす! あのぅ、原チャリとかモトクロとかハーレー? 色々なバイクありますけど? 自分のペケジェーとかでも参加できるんっすか?』
豚ゴリラ:『おう!俺はリーダー違ってな、リーダー今トイレ入ってる。』
植田『プププ、プププ アカン、我慢でけへん! 突っ込めよ豚ゴリラ! お前、爆裂発剄出せるやろ?』
【嘘偽りなしで!】:『アアン?』
植田:『その頭、漫画の主人公やろ? 押忍!空手部の、手から龍出せる奴や!』
【嘘偽りなしで!】:『アアン?』
植田:『(耳引っ張りながら)その頭、漫画の主人公やろ?! 手から龍出してくれ!!』
【嘘偽りなしで!】:『アアン?』
豚ゴリラ:『兄ちゃん、辞・・』
植田:『(鼻を掴みながら眼に照準合わせ)次はないぞ。 質問に答えろ。 お前の頭は、大阪魂か? それとも冗談なんか?【嘘偽りなしで!】』
【嘘偽りなしで!】:『大阪魂っす!! 今日の為に、気合い入れて来たっす! 嘘偽りなしで!』
豚ゴリラ:『兄ちゃん、辞めろ!離して。』
(便所から出てきて)時計屋:『暴ヤン?君か? 新しいメンバー。』
【嘘偽りなしで!】:『総長、○○っす!!↔名字忘れました』
時計屋:『おれ、総長ちゃうで。 うちのチームは総長なんか、おらんねん。 リーダーがおるだけ。 皆が勝手に好きなように走ってる。 集会もないし、たまり場で茶してるだけや。 大型中心のツーリング、サーキット走行会、何よりバーベキュー中心の活動や。 バイク好きな奴が集まって、レースしたり、走りに行って、色んな人と出会う。 そんなチームやねん。』
豚ゴリラ:『おう!上下関係もないしな。 20代~50代迄幅広いぞ!』
植田:『こんな気合いの入ってる兄ちゃんは誰もおらんで。 嘘偽りなしで!』
嘘偽りなしで!:『さっきはすいませんでした、殺されるかと思ったっす!』
植田:『ところで、君の名前、誰もおぼえられへんやろから【嘘偽りなしで!】って呼ぶから。』
嘘偽りなしで!:『え?』
豚ゴリラ:『○○くん、諦めてくれ。 兄ちゃん、名前覚えられへんから。 印象だけで呼び名つけよる』
植田:『んで、何で君は【嘘偽りなしで!】って言うん?』
嘘偽りなしで!:『え?もしかしたらですけど、雑誌の友達募集中のコーナー見たっすか? あのコーナー全員が嘘偽りなしで!って書いてるっす!』
植田:『全員がそんな言葉使うからなん?で、皆が空気抵抗悪そうなシート、前見えへんカウル、被った燃調、ベタなラッパの形しとるうるさいだけのホーン、速く走れんコルク半キャップ、転んだら背骨折れる着物みたいなん着てるんやな?』
嘘偽りなしで!:『自分のペケジェー、そんなことないっす! マジ速いっす! 誰の単車よりも気合いで勝つっす! 嘘偽りなしで!』
植田:『ほぉ~。ペケジェー一番速い? あんなジャングラーみたいなんが気合いで速なんのか? 俺が勝負したろか? 俺、125のこれでかまへんわ。』
嘘偽りなしで!:『絶対に負けないっす!』
植田:『俺まけたら、100万円現金で今日のうちにやるわ。』
嘘偽りなしで!:『嘘偽りなしで! 自分がまけたら、ペケジェーあげます』
植田:『こいつにアゲルって言うてたんやろ? 嘘偽りなしで! その時点で嘘やんけ!、ま、ええ。 勝負するんか?』
嘘偽りなしで!:『勝負するっす!』
植田:『よっしゃ、山頂上で折り返しでゴールはここな。』
時計屋:『頂上はアスファルトなん?』
植田:『(スタートしながら)どこから登ってもオフロード』
嘘偽りなしで!:『(慌てて追いかけながら登山口階段に激突)痛ー!』
(何度もチャレンジするも、階段を登る事すら出来ず転倒、シートが折れて脱落、ロケットカウルも粉々に。)
豚ゴリラ:『おう! もう辞めとけ! 怪我するぞ! エンジンもあかんようなるぞ!』
嘘偽りなしで!:『(悔しくて泣きながら)大人のやり方っすか?』
ビィーンビィーンビィーン
植田:『(帰って来て)あれ?もしかしたら、お前先にゴールしたんか?』
嘘偽りなしで!:『汚ないっす! ずるいっす!』
時計屋:『一休さんのトンチに一本やられてますぅ』
植田:『反則なんもしてへん。 正々堂々勝負したよな? しかも、お前400㏄、俺125㏄やで。 ボクシングやったら、マイクタイソンと井岡みたいなもんや。』
嘘偽りなしで!『・・そうっすね。』
植田:『ええ試合やった。 ありがとう。 最後は握手や!』
嘘偽りなしで!:『文句言ってすいませんでした! ありがとうございました!』
(しっかり握手し、笑顔で健闘を称え合う)
豚ゴリラ:『(小声で)おう、何か納得しとるねんけどな、何でやろな?』
時計屋:『(小声で)ゴリ、あれが論点のすり替えや。 本来の論点はXJ 対ハスラーの勝負を山道でヤった事やんな? マイクタイソン対井岡? ハハハちゃんちゃらおかしい、高校で部活のボクシング始めた格闘技経験のない奴を、総合格闘技のプロが自分のリングに上げて自分らのルールでやって関節技極めて勝ちよっただけ。 んで、ええ試合やった言うて握手しとるな。 前に物の売り方教えて言うて頼んだときに漫画書いてくれたときの内容のひとつやわ。』
豚ゴリラ:『(小声で)おう、やっぱそやんな?』
上川:『(小声で)あれやから、営業数字断トツなんわかるでしょ?』
植田:『お前ら、何コソコソ喋っとんねん? これからうちに帰って、新しいメンバーの嘘偽りなしで!の歓迎会や!』
豚ゴリラ:『(小声で)おう、今の内容、デカイ声で喋ったろか?』
時計屋:『(小声で)喋ったれ。』
植田:『嘘偽りなしで!、単車動かして大丈夫か? 後でトラック積んで取りに来て修理するか?』
嘘偽りなしで!:『道の駅に置いといていいっすか? 手が痛いんで。 後でトラックお願いできるならお願いしたいっす!』
植田:『よっしゃ、まかせといてくれ。 豚ゴリラ、ヱヴァの後に載せたりや。 腕痛いから気を付けて。 山中くん、原チャリで帰りながら歓迎会やから、小田さんうちの家に呼んどいて。 大総長はNチビ乗るか? 俺はハスラーで帰るわ。』
(植田商事(株)道場)
道場生:『ヒロさん、こんばんは!』
植田:『こんばんは! お、顔つきがキリッとなって来たんちゃう?』
道場生:『いやぁ、そうですか?』
植田:『もしかしたら、俺を倒そうとしてるんちゃうの?』
爺さん:『お、師範!今日は稽古出てくれはるの?』
植田:『稽古出るから、こいつの手見たってくれよ。』
嘘偽りなしで!:『お願いします。』
バキッスポーー!
爺さん:『お前、こいつにコンクリの上で投げられたんか? それともブレンバスターか?』
嘘偽りなしで!:『イイエ投げられてないっす!』
バキッバキッスポー
爺さん:『投げられてない? 投げられてないのに、肩脱臼せえへんがな。 肘は打撲やろ? 何回も投げてるはずや、引きずり起こしては投げて、引きずり起こしては投げ!』
豚ゴリラ:『爺ちゃん、違うで。兄ちゃん投げてへんで。暴力は使ってへんで。』
爺さん:『手出してへんのか? 何の為に柔術教えて、プロレス(アマレスの事)の道場迄行かせて、唐手がも使う、拳闘までやってんのにケンカのひとつもせんとは。 あぁ情けない。 この頃の若いもんはほんまにもぉ』
時計屋:『格闘家? 暴力のデパートみたいな爺に育てられたらあんなんなるんや? うちは辞めとこ。』
豚ゴリラ:『おう!俺はキチガイじみた稽古について行けんかった。 うちのオヤジも自分の息子にはそんなことさせたなかったから、俺は普通の会社員選んだんや。』
爺さん:『お前、おっかしな毛やのう? 病気か?』
嘘偽りなしで!:『こんな髪型っす!』
爺さん:『流行ってんのか?』
嘘偽りなしで!:『・・・・』
爺さん:『ワシはお前の腕治したったな? 今度はワシのたのみを聞いてくれるか?』
嘘偽りなしで!:『はい。』
爺さん:『師範(植田)にケンカで勝ちたいか?』
嘘偽りなしで!:『勝ちたいっす!』
爺さん:『ほな、話早いわ。 けどお前が死ぬ気でやっても、勝てるような育て方はしとらんで。 今日から入門しい。 道着は今度の稽古までに買うとくから。 師範、その前に家の風呂貸したり、今日は大人用の道着貸したり。』
豚、ゴリラ:『(そぉ~っと立ち去ろうとして)ほな、俺は・・』
爺さん:『(襟首掴んで)こら!すもんとり!(爺さんは豚ゴリラの事を相撲取と呼ぶ)どこ行くねん? 久しぶりにワレ、腕ひしぎ極め会いしよやんけ。』
植田:『すまん、上で適当にやっといて。』
時計屋:『ラジャー』
爺さん:『すもんとり! ワレはこの虎刈りを風呂へ連れていけ。 道着に着替えたら走って道場に来いよ! ジャッキーももってこい。』
(日本に滞在してる間は、柔術の道場生の子供達と汗を流す事が増えた。 人に教える事を通して我が技の再確認ができ、小中学生と話し育て上げる事で、柔暦26年やっと黒帯(初段)を貰ったのだ。)
豚ゴリラ:『爺ちゃん、ジャッキー(バリカンの事)持ってきたで。』
植田:『こら!豚ゴリラ、道場ではお師匠さんと呼ばんか!』
爺さん:『虎刈り、ここ座り。』
嘘偽りなしで!:『はい。』
爺さん:『お前の毛は不良みたいや。 この先修行するんやったら刈り取ろか?』
嘘偽りなしで!:『はい。』
爺さん:『すもんとり、やったれ。』
植田:『おい、カメラ回せ! 嘘偽りなしで!の散髪や』
時計屋:『マジか?知ってるぞ、内線①押したら家に電話できるの。』
つばさ:『え?カメラ回せ? すぐ行く!』
(神聖な道場に髪の毛がちったらアカンと時間伸ばして、断髪ムービー成功。)
つばさ:『あの変な頭の子が、嘘偽りなしで!なん?』
時計屋:『うん、あんたとこのに山でレースやらされて、XJ で何回もコケとる。 で、爺ちゃんに捕まって入門しとる。 ノリで断髪。』
つばさ:『インケツやな』
時計屋:『意外と楽しそうに馴染んどるで』
つばさ:『歓迎会と道場の晩餐一緒にしとこ。 皆、食べて帰ってくれるんかな?』
時計屋、上川、単車男:『ゴチです、小田さんも来ます。』
つばさ:『出汁足らんかもな? 米もあと一升炊くか。』
時計屋:『いつもすまんな、これ相撲部屋みたいなもんやな?』
つばさ:『息子が20人ぐらいできたようなもん。 出汁はヒロちゃんが仕込んでくれてるから、素材切るだけ。』
時計屋:『そんなことだけはマメにやりよるねんな。』
つばさ:『ヒロちゃんも爺ちゃんもやってる事も言うてる事も無茶苦茶。 でもデカイ筋が一本通ってるねん!強くなること、挨拶の出来る人になること、いつも一緒にご飯食べるから仲良くなること。 よその国行ってプロでやれる根性はここにあるねんやろね』
時計屋:『根性ゆうかな~何も考えてへんのちゃうかや?』
小田:『遅れてすんません、どこや?新しいメンバーは?』
時計屋:『さっき頭刈られて青光りしてるあの細~い子やで』
小田:『チンチクリン、お前も厄払いに放り投げて貰えよ!』
いやぁ、わたしは遠慮しときますよ。
時計屋:『そや、お前前に爺ちゃんにドツかれたやろ?』
え?
時計屋:『その駐車場で夜中にタバコ吸うてて。』
え?あの時のおじいさん、植田さんのおじいさんだったんですか?
小田:『ガハハハ、気絶してて顔覚えてへんねやろ?』
つばさ:『入門お願いしといたげよか? 中学生の部で。』
小田:『小学生にしといたげて、そないしとかな、背で負けるから。』
時計屋:『確かに背で負けるわ!』
つばさ:『うちの子供達、めっちゃ強いで。』
小田:『小学生にシバカレる大人もオモロいやん。』
上川:『今日来てる中学生には確実に負けるでしょうね?』
時計屋:『これから生きていく上で、日常生活に絶対にイラン武道。 無駄なようで大事なことやからな。』
豚ゴリラ:『おぇぇぇぇおぇぇぇぇ今日の兄ちゃん、ハード過ぎるわ』
爺さん:『すもんとりは動き鈍いのぅ。 稽古に通え。』
植田:『子供らも2階あがり。 おっちゃんらと一緒に食べよ』
嘘偽りなしで!:『師範、ありがとうございました。』
植田:『大したもんちゃうけど、飯食うていくやろ?』
嘘偽りなしで!:『ご馳走になるっす!』
植田:『飯はセルフサービス、おたまは順番に回して。 合唱』
一同:『戴きます!』
爺さん:『新しい道場生、虎刈りや。 虎刈り、歳はなんぼや?』
嘘偽りなしで!:『29歳っす!』
爺さん:『数えか?満か?』
嘘偽りなしで!:『?』
爺さん:『お前ワガの歳もわからんのか?かわいそうにパーか?』
(数え、満。 七つ学校、早行、遅生まれこの訳わからんカウントの仕方にかなり惑わされました。 年度とかも辞めて、1月スタート、12月終いにしたらヤヤコシイの解消されるのに)
豚ゴリラ:『おう!平成やぞ!数えで言わへんやろ?満や!』
植田:『ちゅうか、嘘偽りなしで!30前なんか?』
嘘偽りなしで!:『はい、そうっす!』
植田:『丸坊主やから歳わからんなぁ!』
時計屋:『お前の一族がツルツルにしたんやろが!』
豚ゴリラ:『おう!一般の人の立場から言わせて貰うと、30前で大阪魂の髪型はアカンやろ?』
嘘偽りなしで!:『勤務先が、髪型ピアス服装自由っす!』
時計屋:『何の仕事?』
嘘偽りなしで!:『葡萄畑っす!』
豚ゴリラ:『おう!総師範の大好物が巨峰大福や。師範の大好物が種無し巨峰とピオーネやし。』
道場生:『何で種無しなんですか?』
植田:『種間違えて飲み込んだら、尻の穴から葡萄生えてくるやんけ』
道場生:『生えへん、生えへん』
嘘偽りなしで!:『収穫したら持って来るっす!』
道場生:『何で丸坊主にしたんですか?』
嘘偽りなしで!:『この道場の掟っしょ?』
植田:『ちゃうで。 豚ゴリラ長いやろ? 今日来てる道場生は坊主の学校の中学生やから丸坊主やねん。』
嘘偽りなしで!:『マジっすか!?合コン丸坊主っすか!?』