タコ師匠、渡米す |【単車男編 その23】タコ師匠のバイク史

関空

豚ゴリラ『おう!気を付けてな!また帰る時に連絡くれよ』

つばさ『ゴリちゃん、ありがとう!』

植田『お前の嫁はん、土産に買うて帰るからな!何色がええねん?』

豚ゴリラ『こんな所で・・デカイ声で・・』

植田『何色や?て聞いとるねん。 金はお爺から貰ったから心配すんな。 細かいとこまで言うとかな、適当に買うぞ』

豚ゴリラ『お前は、何をしにアメリカへ行くねん!』

植田『植田家の子孫繁栄の為にや!』
(持ち出し額制限や税金があるため、日本からは500$だけで出国。 ラスベガスで祝儀集めて、その金額を日本に持ち帰る計画です)

つばさ『ゴリちゃん、ずっと彼女おらんの?』

植田『アイツは、人見知りやよ。 子供の頃からあんな腹でな。 6つ離れてるから、学校で接点があらへん。 学校は親戚だらけでな、本家筋、分家筋、枝家筋。 俺は分家筋で、アイツは枝家筋。 クラスに二人植田がおったら、本家の・分家の・枝家のと区別して呼ばれるねん。 俺なんか、俺なんか、てなってくるらしいで。』

つばさ『でもオッチャンは半分の7つぐらい土地貰ったんやな?』

植田『景気良かったからな。 末広がりなるように、八つやと思うで、狭い土地のも含めてな。 せやから、叔父さんとこの家族は、爺さん、婆さん大事にしてくれるやろ。』

つばさ『何であんな太ってるの?』

植田『たぶん遺伝子やな。 デブが拵える飯喰うてたら、デブなるやろ? 家のお婆ちゃんがアイツと共通の婆さんやからな。 お母さんもゴツい。 骨太やから痩せてもわからんねん。 んで、米ばっかり喰うとる。 ドンブリ飯に焼肉のタレやら、焼き肉のタレかけて喰うとるから肥えるやろ。』

つばさ『オカズなしで白米。 肥えるわ。』

植田『どん兵衛やら、カップヌードルやらの残り汁に飯入れて喰うてるしな。』

つばさ『気持ち悪っ。 そんな食べられるもんなんや?裕ちゃんは何で肥えへんの?』

植田『俺は痩せるん仕事やがな。 痩せんの失敗した時点で、金入らんようなってまうがな』

つばさ『そりゃぁそやな、ところで、ラスベガスに着いたらどこに泊まるのかな?』

植田『家やで。』

つばさ『友達の?』

植田『俺の』

つばさ『ウソやん?』

植田『ホンマやん、ラーメン屋やけどな』

つばさ『ラーメン屋に住んでたん? アホやん!』

植田『もう、説明メンドクサイから現地でじっくり見てくれ。』

 

ロス

つばさ『アメリカ着いたねー!』

植田『ラスベガス行くまでの飛行機から、ビバリーヒルズが見えるわ。 あれ見たら、頑張ろ!って思うで。』

 

ラスベガス

つばさ『あの家、プールデカイな~ゴルフコースあったり、』

植田『あれ、ショートコースゴルフ。 暑いから普通のコースやったら客が倒れよんねん。 屋根、飲み物、冷房が必要やから』

つばさ『綺麗な家がいっぱい並んでるね!』

植田『あれ、カジノやホテルで働く人達が住むように造成された住宅街やねん。あの中に家あるねん。』

つばさ『なんであんな場所にラーメン屋建てたん?』

植田『まだ土地が造成前の安い時に、端っこの土地貰ったんや。 更地にするとかなく、元々砂漠で更地やがな。』

つばさ『で、そのラーメン美味しいの?』

植田『スガキヤって不味いチェーン店あるやん?』

つばさ『魚臭いスープな』

植田『あの程度のオペレーションで、ちゃんとした白湯ラーメンに見せるラーメンや。』

つばさ『よし、着いたらラーメンにしよ。』

 

【筋肉拉麺】
(風防室砂だらけやんけ!いらっしゃい!の声でてないな。 お客ガラガラやし。掃除が行き届いてないよな?)

つばさ『食べ物扱う場所やないわ』

植田『今すぐクローズサイン出して全員で掃除や! 出来なんだらお前ら全員の腕、時間かけて折っていくからな。』

つばさ『えらいこっちゃ!』

植田『掃除が終わったら解散!』

従業員達『解散?』

植田『写真と違う肉乗せて、スープも味せえへん、キッチンスケール使われた形跡なし、野菜が白菜・ニラ・人参やのにキャベツ・ピーマン・赤ピーマンやねん!死ねー!』

従業員達『みんなでこっちのほうがヘルシーだな!って話し合ったんだ。』

植田『自分らで決めたいんやったら、自分の金で自分のマニュアルで自分の土地でやれ!お前らの金でこの店買い取れ!17万$や』

 

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