ついに単車男の披露宴、本番突入!!|【単車男編 その26】タコ師匠のバイク史

➖200x年4月吉日➖

地方体育館の入り口右に、

  • わたしのハーレーダビッドソンXL883
  • 豚ゴリラくんのXLに1000㏄のYAMAHAエンジン載せた改造車
  • 植田さんの1200SS ダートラ
  • 京都チームのファットボーイ

が、そして左手には

  • 上川さんのCB400VTEC
  • つばささんのゼファー750RS
  • 植田さんのZX750RR
  • 時計屋さんの隼

が展示してますよ。

 

司会アナウンサー『紅コーナーより新郎新婦の入場です!』

 

♪パパパパーンパパパパーン、パパパパパパパパパパパパパパパパパパパーンパーンパーンパパパパーンパパパパーンパパパパーン
♪結婚行進曲からチップテイラーの♪wild thingに変わるとわたしの入場ですよ。

つばささんが曲にアレンジ入れてミックスしてくれましたよ。

土方から五万円でプロレス団体を立ち上げて、成功した大仁田厚。

警備員から7千円払って淡路島ツーリングして、結婚した山中大作。

(どちらもロクなもんやありませんが、ちいさくとも結果出ましたと。)

 

受け身の取れないド素人が、投げ技や凶器攻撃すると取り返しのつかない怪我をしますし、5分と見てられませんからね。
今回は投げ技、打撃技、椅子攻撃は反則とし、公認凶器として【ハリセン】【爆破ハリセン】【大型爆破ハリセン】の3つで闘いますよ。

花嫁の梨子さんが悪の組織にさらわれましたね。

 

豚ゴリラ:『おう!べっぴんな嫁はんやな! 一晩とは言わず、一週間ほど貸しといてくれ!』

梨子:『キャー!たすけてー!』

時計屋:『特技ない奴の結婚披露宴は、ダラダラと3文芝居で始まるんか?』

植田:『ホンマ、何やってんねやろな。 時間もったいないな! あいつらは3文芝居でもやらな、45分で披露宴終わるがな。 こっちはええ迷惑やな。』

時計屋:『祝儀取りよらんのと、車代の五千円くれたから隼で来たけど、披露宴でシラフはキツいぞ。』

植田:『トラック載せたるから呑め呑め!』

時計屋:『それよりFZR1000乗らしてって頼んでくれよ。 中型取った時に初めて乗ったんが、FZ400や。 1000との違い試したいやんけ。』

植田:『勝手に載ってかまへんで。 鍵あるから。』

時計屋:『何で鍵持ってるねん?』

植田:『車体は豚ゴリラのや。 エンジン回りは爺のやから、ほとんどうちの家のもんやねん。』

時計屋:『声だけかけとくわ』

バーンババババーー!

 

大型爆破ハリセンからわたしがフォール勝ちしましたよ。

おい、おい、おい、おい、おい!

梨子さんは、一生かけて、

俺が守る!!

 

司会:『次は新婦友人のお歌で、てんとう虫のサンバです』

ブォーンブォーンブォーン
グォーブォーンブォーンブォーン

司会:『??』

時計屋:『ちょっとだけ乗らしてな』

豚ゴリラ:『おう! バイパスの直線楽しめ! 連れて行ったろ!』

植田:『山の上の方に、広い直線あるねん。 すぐ近くやからそこ行こう!』

上川:『ニコッ』

京都チーム:『俺も』

植田:『皆、退屈やってんな』

小田:『勝手にハーレー乗ったろ』

つばさ:『私はパーティードレスやから無理やん!』

植田:『トラックの横乗れ』

(新郎の来賓の内、約4分の1が披露宴の途中にて中座してます。 そのような退屈極まりない披露宴です。)

皆、無料招待やねんから座ってて下さいよ!

小田:『アホが!こんなもん銭も貰わんと見てられるもんなら見ててみ!』

(山中の生い立ち、高校から受かる大学がなく、専門学校に行き今専門技術を使わない仕事に付いてるビデオテープを見せられるより、単車男のネットムービーのほう千億万倍オモロイはず)

時計屋:『速ー! 何やこれ?』

豚ゴリラ:『おう! ドラッガーやからな。 …の…やから…を…しとるから、…の丁を…してトルクに振ってるんやぞ!』

時計屋:『何かわからんけど、笑えるぐらい速く、唸るぐらい素晴らしく乗り心地がエエ! 見た目もハーレーっぽさなくてシュッとしとる。 隼がなかったら、このバイク売って欲しいぐらいや!』

豚ゴリラ:『おう!おう!おう! V型の振動は痛風にこたえるからな。 4発で滑らかなミッション・サスにせな、足痛ぁて載ってられん。』

ハーレー乗り:『ムチャクチャ速いよ。 乗り心地もハーレーよりいいな。 ファットボーイよりこれの方がカッコいいし売ってたら買うつもり。 スポーツスターは他のスポーツスターとは全然違うね! 車体軽いし、かなりパワーアップしとるね? 重心低いのかな? とにかく乗りにくい楽しさがある。』

(誉められて絶好調な豚ゴリラ、二次会に行って好きな酒を浴びるほど呑みたいようです。)

植田:『お前は見た目裏切らへん成人病持ちやな。 小田さん、ツインのジャメリカンのレブルより、シングルやけど軽いエストレアの方が、ポジションも乗りやすいし、若く見えますよ!』

豚ゴリラ:『おう! 前から見て細いジャメリカンは貧乏臭いもんな!』

小田:『そうか、今まで貧乏臭かったんや?』

つばさ:『薄っぺらい車体をかばんとか箱でデカく見せてるのが、貧乏臭いんでしょ? 250は250、125は125、50は50でエエやん。』

植田:『かばんの分が重いし、余計な空気抵抗増えますから、燃費も悪なりますよ。』

小田:『そやな、車検いる単車買われへん奴が背伸びしてもシャアないもんな。』

植田:『ところで、小田さん山中君の仲人ちゃうかったですか?』

小田:『孫おんのに、娘より若いよその女ミホとウロウロしとるワシを仲人にするて、正気の沙汰やないで。 土下座されたから引き受けたけどな。』

時計屋:『チンチクリンと付き合い短いけど、普通の子違うな。 アホで、見栄っ張りで、どないしょうもない。 けど、純粋で真っ直ぐに自分の欲望に対して正直者や!』

小田:『そやねん足つかへんのに執念で限定解除しよった。 今ごろ泣いとるかもわからんから帰ろか?』

植田:『僕は皆のバイク積んどきます。 自車の人は先にどうぞ。』

時計屋:『俺も載せてくれ!後半飲むわ。』

 

➖披露宴会場➖

小田:『ガラーー!ってしとる、皆帰りやがったんか?』

皆がバラバラに行動するからですよ。 帰らずに裏のロビーにいますよ。 お蔭さまで、皆が時間潰しにわたしにビール注ぎに来ましたからね。 ビールぐらいで酔いませんけど、あの量はキツいんですよ。

小田:『すまん、すまん!チンチクリン、ビールで酔わんねやったらこれ飲め!』

日本酒ですか?

小田:『芋焼酎 黒霧島や。』

一升瓶ですね

小田:『水割りか?ロックか?』

豚ゴリラ:『おう!俺痛風やからな。 焼酎やないと足痛なるんや』

(鰻重アテに焼酎がぶ飲みしてたら病気なるよ)

小田:『料理の残りまだあるからつまめるな』

豚ゴリラ:『おう!俺は大ジョッキに氷入れてもろたら。』

(すぐに一升瓶は空になります。)

梨子:『また呑み直すの?』

豚ゴリラ:『今飲み始めたとこや』

そうです、夜は長いのですよ。
はい、飲んで呑んで!

梨子:『そんな酒好きやったん?』

つばさ:『何か嫌な空気やわ。 さっさと二次会会場に移動しよ!』

植田:『豚ゴリラ、小田さん、行くで!』

小田:『お前、一気飲みせえ』

ま、待って下さいよー!

(段取りグズグズの単車男の親友達が計画した披露宴。 ホテルでやる披露宴の2割程度ですが、客の満足度は仲人が中座するほど。)

 

次回予告
➖披露宴で祝儀拒否、二次会は3000円均一!? その3000円の意味は!?➖

 

 

コメントを残す