博才を発揮、居酒屋の店主になる タコ師匠のバイク史:その44

そして競馬居酒屋をオープンします。

1年目の初夏に100円単位80万円超えのを500円買い払戻金400万円超えの馬券をヒットさせました。

これをお客さまが2000円買ってて1600万円超えの払戻金。

ガサッと鷲掴みの諭吉さんと、台車・自転車でビールを運んでた僕に、自分の乗ってたスクーターをくれたのです。

プジョー125

見た目がホンダのdio125に似ています。

正確にはプジョーSUMUP125?というみたいです。

聞いた事がなかったので調べました。

中国製のdio125の劣化コピーに、プジョーのエンブレムを張り付けただけのスクーターです。

俗に言う、OEM の製品ですね。

ピストンの製度がひどく、800㎞しか走ってないのですが、タペット音がヒドイのです。

エンジン全体の中にはピストンがあり、スクーターはだいたい1つ。

ハーレー等のアメリカン等のバイクは2つ。

Zや隼、GSX R等のネイキッドやレーサーレプリカは4つ。

これをシングル、ツイン、4発と呼びます。                      

プジョーのこれはお客さまが買って失敗したスクーターでした。

潰れたら売るなりゴミにするなり好きにしてくれてよいものでした。

キャブレターをオーバーホールしようが、タンクの中に爆弾と呼ばれてる液体を入れようが、40㎞/hしかでないのですから。

カサの高いチョイノリの感じです。

店の前に置いてたら近所のマッサージ嬢が気に入って、『売って欲しい』 と。

そのマッサージ嬢はアドレスV100に乗っていました。 

プジョーは売らず、アドレスVと交換しました。