ミラーの角度調整が完全にバカに 新品に交換 レッツ2DIY修理
左側のミラーの可動部の不具合、気にせず(気になってたけど・・)乗ってました。
ミラー可動部や付け根の部分など、サビが目立ってもうクタクタ感が否めません。
充分仕事してくれたかた、この際ココも新品に交換しましょう。
付け根部分はゴムで押さえているだけのシンプルな造り。
そのゴムの劣化からひび割れが始まっています。
ゴム部分を指で持ち上げると、ナット部が出て来るので、ココを反時計方向に回していくとカンタンに取れます。
・・・通常はね!!
ガーン!!
知らなかった・・。
反対側のミラーにはついているはずのナットが無く(恐らく中古購入時にそうなっていた)、ミラーを回すとねじ切れてしまいました。
スクリュー部分が長年の錆びでガンコに固着してしまっていた所に力が加わってしまったからですね。
でもナットもない、どこにも引っかかりがない状態ではこれしか方法が無かった・・・。
本体に目を移すと、見るも無残なお姿に・・・。
何とかして中に残ったままのスクリュー部分を取り除かない事には、一生左ミラーしかないレッツ号になってしまいます。
どうしよう・・・。
中折れしてしまったボルトを外す方法
せっかくレッツ号を復活させようと、頑張っている側から冷や水を浴びせられるような仕打ち。
悲しみと静かな怒りのオーラを纏いつつ、それもこれも今までの扱いが悪かったからと自省。
気持ちを落ち着け、新たに立ちふさがる障害に挑みます、これも経験!!
問題を解決する方法をカンタンに解説すると
- ねじ切れボルトの頭に目印
- ドリルで穴開け
- 専用工具を入れて逆回し
で入り込んだ残りのボルトが出て来る事となります。
具体的に何をどう使うか?
STEP 1 センターポンチで攻撃対象に照準を絞れ
ねじ切れしたボルトに目印をつけるのは、ドリルで穴をあける際、ズレる事なく真ん中を削れるように必要なんです。
ココで使う工具は ”センターポンチ” と呼ばれるモノ。
この先端を中折れボルトの中心に合わせて、ハンマーがガツンと叩いて目印を付けましょう。
STEP 2 ドリルで的をえぐり込め
目印が出来たら、次は穴堀り。
ドリルをお持ちの方は、3.2㎜の鉄工用タイプがちょうど良いと思います。
ドリルを買わなくちゃ無い・・という方は、通常そんなに使う機会も少ないだろうから、ドリルだけ買うのは勿体ないと思います。
僕は愛用のマキタ製インパクトドライバーを使います。
これならネジ、ナットにも広く対応できますからねぇ。
といっても、そのままではドリルが使えません。
ドリルを使用する為には、”ドリルチャック” が要ります。
インパクトに繋げた後、ドリルを挟み込んでダイヤルを回してロックして使う工具です。
10㎜幅まで対応なので、あれば便利グッズとしてしまっておけるはず。
そしてそして、こんな感じで穴が開きました。
こんなトラブルさえなければ、とうの昔にミラー交換は完了していた・・・などと頭の中で巡る考えを振り払いながら、作業を進めます。
STEP 3 秘密兵器エキストラクターで難攻不落の敵本陣を落とせ
さて、穴が開いたら、そろそろ最終工程に突入!!
エキストラクター
出てこいやっ!!
コイツをドリルで出来た穴に差し込んで、ハンマーでガツンと叩くのですが、素手でこの棒状のものを持って回すのは至難の業。
そこで最後のアイテム、タップホルダー を使います。
この様に両者をつなぎましょう。
そして穴へ目がけて、怨念を込めた一撃を加えてやりましょうよ!!
そこからは慎重に、上から圧力をかけつつ、焦らず反時計回りに回していって敵を取り除きましょう!!
交換部品以外に何かと出費させるなぁ・・・めっちゃ思いましたが、これらは今後も使えるし・・・と思いなおしました。
たかがミラー交換に長い記事となりました。
疲れたので、完成は次回の後半記事にて公開致します、あしからず。
追記
更に症状が深刻な方、他の用途にも今後対応するため、より便利で強力なツールをお求めの方にはネジバズーカを強くおススメします。
僕もこの後マイ工具リストに入れました、現時点で最強かと思いますよ。
■ネジバズーカ ネジ外し専用工具 DBZ-55B