タコ師匠リターンズ with Honda Monkey
なかなかふざけたタイトルでの帰って参りました、ぶっ飛んだバイク史の公開で、知る人ぞ知るタコ師匠の特集記事です。
無敵のタコ師匠も昨年は病気で大きな手術をするなど、心配な出来事がありましたが、無事生還!!
独身の期間、ほぼ肉しか食べません的な悪習慣で血液はドロドロだったのではないでしょうか?
医療関係にお勤めの奥さまが、全力で食生活を見直し、少しは改善傾向にあると信じたいところ・・・。
さてさて本題です。
「動かないバイクあるんですけど、どうでしょう?」
嫁の友達の旦那が古いモンキーを安く売ってくれるらしい。
運命の出会い第一印象はヤフオクで言えば、部品取りレベルの錆び錆びのモンキー。
原付の中でもかなり小型な、4サイクル単気筒エンジンは4馬力に足らず。
オモチャとして購入してた台湾製の偽猿と2個イチにして遊んだろ!
オンボロモンキーの行く末、どうなる?!
モンキーのエンジンはどやさ?
!!!たぶんエンジンオイル不足
シリンダー焼き付いてますやん。
内燃機関にも、傷が多数見受けられますわ。
Q1 これはエンジンですか?
A1 ゴミです。
ちょっと頑張って再生しようと思った心が早くも折れる。
偽猿のエンジンは無事なはず。
モンキーのエンジンを降ろして、
台湾製のエンジンを載せれば再生可能なハズ!
トルクレンチやインパクトを使うと、ボルトの頭を飛ばしてしまいます。気をつけてメガネレンチで慎重に慎重に・・・
「固っ!」
錆び錆びの結合部分に556シューして、
「固っ!!」
「カタカタカタカタカタ固っ!」
ゴミのステップワゴンから外したホイールのボルトよりも固い
普通の人間が使える力は潜在能力の1/3
元格闘家の僕が力を入れれば・・・いやいや、頭の血管がまた切れて脳内出血・・・
素直にインパクトで外したろ。
40年前の日立製作所の動力V型コンプレッサー
そのトルクはバスのホイールさえ軽く廻す。
「プペポピキー」
人間の言葉に訳すと『ひでぶぅ』『あべしぃ』の様な悲鳴と共に、モンキーのフレームは錆びの粉を吹き上げ、曲がった。
頼りになるコンプレッサーですが、この日ばかりは少し恨んだ。
しかし、このようなコンディションのフレームのバイクに乗る事を思えば、命の恩人ですね。