後輪交換ついでに出来るカブ駆動系メンテがてんこ盛り DIY修理
後輪タイヤ交換に続き、僕にとって最もハードルの高いポイント。
一度にいっぱい詰まりすぎなんですよ、ココは。
なんて愚痴りつつ、古いチェーンを外して行きます。
すでにチェーンカバーが無いところからスタートしてますが、外し方をお探しの方は関連記事:後輪タイヤ交換編をご覧ください。
リアタイヤを外したところ(ココも関連記事:後輪タイヤ交換編に記載済)。
チェーンカバーの前の部分、ドライブスプロケット部のカバーについては、赤丸印(ロータリー式シフトペダルの奥)のボルトを外してください。
カバーが取れました。
雑草や埃、泥などが詰まってますのでこれもキレイにして・・。
チェーンを取り除きます。
今回採用するのは、RKジャパン㈱製のノンシールチェーン。
もう赤丸印つけてないですが、2個所のボルトを外すとこんな感じ(上の画像と見比べて頂ければ・・)。
押さえの部分をとって、ドライブスプロケットが顔を出します。
スプロケの部分を回してあげると取り外しが出来ますよ。
交換用のドライブスプロケット。
13Tの ”13” は歯車の数を表しています。
これについては、【カスタム編】など特集作って後日また観て頂けるように致しますね。
取り去ったタイヤの左側に写っているのは、ブレーキシュー。
これで後輪を制動するんですね。
バラしてみるとこんな感じ。
前輪タイヤの中にも、同じ部品が使われています。
ブレーキが摩耗したカスなど汚れが溜まるところなので、パーツクリーナーでキレイにしましょう。
分かりづらいかも知れませんが、□のブレーキカム、○のシャフト部のそれぞれを挟み込む構造になっていますので、汚れをとった後にはグリスを塗り潤滑の良い状態にしましょう。
そして2本のバネはイラストにあるように、手前~奥、奥~手前とタスキ掛けにします。
そのセッティングが完了したら、□と○部を合わせて、片側ずつ傾けながらパッカ~ンとはめ込みます。
取るのも、はめるのも結構力が要るかもしれません。
特に今回、前輪タイヤのブレーキが止まる際、大きな異音を発していたので、開けてみるとドラムの片側に大きな錆びが固着しているのが確認出来ました(すみません写真取り忘れです)。
ワイヤーブラシやサンドペーパーでしっかり研磨し、パーツクリーナーでキレイにして取り付けると、嘘の様に改善されました。
いざという時、止まれないと大問題ですから皆さんもご注意ください。
交換用ブレーキシュー。
続いてドリブンスプロケット。
こちらは非常に錆びてますね~。
赤丸印を緩めると取れます。
この手の部品は出来るだけパーツクリーナーでキレイにして、グリスアップする様にしましょう。
この模様をみたタコ師匠が、「スプロケ生きてるかもよ」と言うので、必死で錆びを落としたみてところ、歯車の山に全く消耗の痕跡が見られませんでした。
交換用のパーツは次回の為にとっておくという事に・・・。
ノンシールチェーンです。
ここの作業、撮影が不十分で参考にして頂けないのが心苦しいです。
リンク数という言葉、聞きなれないかもしれませんがチェーンの長さ(コマの数)を指します。
それぞれのバイク(純正)の数がございますので、事前に調べましょう。
ちなみにこのカブ50カスタムは100ですので、市販品100Lを切断などの手間不要でそのまんま使えます。
この画像を見ると、しょっぱい感覚で胸がいっぱいになりますが、失敗は成功の母とも言いますし・・。
二度と同じ轍は踏まない。
次回はバイク屋さんの世話になる事なく、己で決めて見せますよ。
★今日のおさらい
・レンチ 10mm、14mm
・メガネレンチ 14mm、19mm、23mm
■チェーン
■ドライブスプロケット
■ドリブンスプロケット/後輪用
■ブレーキシュー