二代目ハーレー見参! 単車男とブタゴリラの珍道中|【単車男編 その19】

レンタカーで2代目となる愛車ハーレー、ホンダCBを運ぼう

ハーレー中古車2代目を購入

副店長の車検も登録も無事に通りましたよ。

まだ二輪車免許のない副店長の所に先にバイク降ろします。
あゆみがないのでロープで引っ張りながら降ろしてますよ。
副店長の所で免許のある上川さんも降ろしてますね。

レンタカー返さなければいけないので、レンタカー屋さんに寄りましょうね。 レンタカー屋さんにはわたしのフィットが置いてますからね。

レンタカー代金ですか? 3人で割ったら安いもんですよ。

レンタカー屋:『燃料が入ってないので、実費ちょうだいしますのでご了承下さい。』

そうなんですね。 歳は下ですけど、私だけ大型ライダーですからね。 燃料費ぐらいは払いますよ。 ご、5000円ですか?

けっこう入るんですね。

レンタカー屋:『あと、後ろに載ったバイク降ろしてもらわないと、追加料金発生しちゃいますので降ろして貰っていいですか?』

わたし一人でどうやって降ろすんですか!?

レンタカー屋:『そうおっしゃられても困ります。 載せたのはお客さまですから、ご自身で降ろして頂かないと。』

植田:『もしもし』

すいません、レンタカーからハーレーダビッドソン降ろして欲しいんですが。

植田:『載せたんやったら降ろすほうが簡単でしょ?』

バイク屋のおじさんに載せて貰ったので。

植田:『あゆみに沿って、ブレーキ握りながら降りたらエエのです。』

あゆみがないので降ろせません。
お礼はしますから、急ぎでお願いします。

植田:『今忙しいから、別の人に行って貰います』

わかりました。ありがとうございます。

植田:『つばさ、カメラの用意や。 あゆみはもう積んでるから、豚ゴリラにトラック乗って貰い。』

つばさ:『ゴリちゃんは家にいるの?』

植田:『さっきまで倉庫でトラクターの整備してたわ。』

ブタゴリラ

豚ゴリラ:『おう! 兄ちゃんの用事か? ハーレー降ろす? おう!』

植田:『多少トラクターの泥ついててもかまわん。 そのまま行ってくれ。 お礼はお前が全部ポケットに入れとけよ。』

豚ゴリラ:『おう!』

(豚ゴリラは名の通り、肥えた体にゴリラのような筋肉  マサ斎藤のような容姿で狂暴。 ただし、身内には優しい)

豚ゴリラ:『ハーレーはオレが降ろすのか?』

つばさ:『チンチクリンに降ろして欲しいな。』

豚ゴリラ:『出張が一万、降ろして二万、家まで三万言うたろ。』

つばさ:『なかなかのボッタクリ発言やな』

豚ゴリラ:『こっちは帰って飯食うて風呂入って寝よ!のタイミングやのに、それぐらい貰ってもバチ当たらんで。』

つばさ:『グイグイ行くね~』

豚ゴリラ:『何もなかったら、鍵抜いてそこら辺にホカシたるねん。』

新キャラ ブタゴリラは敵か味方か?!

あ、つばささん。すいません忙しいのに。

つばさ:『ゴリちゃん、こいつチンチクリン。 チンチクリン、この人ゴリちゃんね。』

豚ゴリラ:『おう! お前支那人か? 日本人? こんなぐらい一人で降ろせよ! 蹴ったら普通に落ちるやろ!?』

※久々にカブリオレのオリジナル発言を差し挟む事をご容赦ください、昔でも確実にヒットする差別&問題発言に引く方多数かと存じますが、こういう表現を今でもなさる方は一定数いらっしゃいますし、私が原文を敢えて変更するのは本筋ではないと判断する為、【単車男編記事のリアルな空気感】として楽しみ下されば幸堪です※

す、す すいません。 か 買ってきてばかりなんで 丁寧に お願いします。

つばさ:『あゆみなしで買いに行くって頭おかしいよ?』

え、お、おれ お礼はちゃんとしますんで   お お願いします。

豚ゴリラ:『あゆみ貸したろ。 自分でやれ』

は、は はい

お お おも  重たい!

つばさ:『そのあゆみな、ユンボやブルドーザー用やから、普通の人は上がらんで。(片方70㎏あります)』

レンタカー屋:『私どもは触る事を禁じられていますので・・』

ぬ  ぬ   ぬ ぐぬぎぁー!

豚ゴリラ:『ガハハハハ!1㎜ぐらい動いたぞ!』

ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
 あの
ハアハア 1万円 ハアハア 払いますよ。

豚ゴリラ:『おう!あゆみだけやぞ』
(片手かよ。)

豚ゴリラ:『あとは単車だけやぞ。』

ハアハア バイク ハアハア は ハアハア 自分 でハアハアハアハア で

(なぜ股がった?)

つばさ:『大丈夫?』

ハアハア ハアハア ゴボッゴボッ

ギィギィーギィギィー!チュルルルン←泥で滑る

ゴワキィーーー!←2台目ハーレーの破壊的衝撃音

チュルルルン←更に泥で滑る

バシャー!←安いプラスチックの割れる音

豚ゴリラ:『ガハハハハ!』

つばさ:『ギャハハハハ』

レンタカー屋:『ワハワハハハハ』

豚ゴリラ:『おう! お前ら何がおかしい? お前のとこのトラックで滑りよってこけたんやろ? お前らが手伝わんからハーレー潰れたんちゃうんか?』

レンタカー屋:『つ、つい。す、すいません、申し訳ありません。』

豚ゴリラ:『兄貴んとこの店のハーレーやぞ』(違います)

レンタカー屋:『あ、兄貴?』

(豚ゴリラの風貌で勘違いするのは勝手ですが、僕(タコ師匠)は従兄であり、豚ゴリラの兄貴分ではありません。)

レンタカー屋:『兄貴・・建築屋・・』

豚ゴリラ:『すまんけど泥は掃除するから、ホウキとバケツ貸してくれるか?』

レンタカー屋:『すいません、私どもで片付けますので、なにぶん、穏便にお願いします。』

見舞金でも包んで来いよ!

豚ゴリラ:『おう!チンチクリン、そんなん言うなよ! お前が力ないからやろ?』

すみません。

つばさ:『エエの撮れた!』

豚ゴリラ:『で、帰ってエエの?』

すみません、私フィットで帰って、ハーレーダビッドソン取りに来ますのでありがとうございました。

つばさ:『ライト割れてるで』

あ・・つかないですかね?

プシュ  プシュシュルル    エンジンかからないですね・・・・

すみませんが、家迄お願いしていいですか?

合計で五万円払いますよ。

豚ゴリラ:『おう!ええよ。』

つばさ:『どんな計算したんやろ?』

豚ゴリラ:『二万円マケたるわ』

つばさ:『え?』

豚ゴリラ:『三万以上は良心が傷む。』

つばさ:『優しいのか? 極悪なんか? ようわからんわ!』

植田さんにお願いしといて欲しいのですが、ハーレーダビッドソンの修理できますかね?

つばさ:『聞いとくわ。』

豚ゴリラ『ほな、二万円返しとく。』

え?

豚ゴリラ:『おう!もう友達やからな!』(友達のタイミング変やで)

ありがとうございます!

豚ゴリラ:『兄ちゃんは、ヨソ行くから忙しいやろ。 俺がこのハーレー直したろか?』

え?出来るんですか?

豚ゴリラ:『普通の子供は野球したりサッカーしたりやろ? アイツは違う、柔道したり空手したりレスリングや。 暇な時に自転車より先に単車の乗り方教えよるんやぞ。 みんながプラモ組み立てしたい時代に、アイツはポケバイを何も見んと組み立てしとった。 回りの遊んでくれる年上の子供おらんかったから、俺も雨の日はアイツと牛小屋の中でバラしては組み立て、バラしては組み立てるアホな遊び方しとったんや!』

恐ろしい遊び方ですね。

豚ゴリラ:『おう! アイツはポケバイと大型の違いは、20~50ぐらいの部品の数だけやと言い切りよる。 それがホンマやったら、ハーレーやろうが、ポケバイやろうが関係ないやろ。』

エヴァンゲリオンとか作れますか? 写真がこんなの。

豚ゴリラ:『おう!初号機?』

植田さんの作品ですよ。

豚ゴリラ:『おう! これにオーディオとかナビとか防水仕様で作れるぞ』

(豚ゴリラは4輪大手のオーディオやパワーステアリング、パドルシフト等を扱うエンジニア)

ぜひお願いします!
あと、良かったらですが、、、
結婚式も来てください。

豚ゴリラ:『おう!結婚するのか?』

(ホンマやったら、チーム行事の中で出会って結婚1号っつ)

つばさ:『梨子ちゃんにプロポーズしたん?』

今度、向こうの親に挨拶に行きますよ。

つばさ:『マジか? そこにはカメラ入れないよな?』

うーん、梨子さんに聞いてみないとわかりませんね。
(聞くのか?)

豚ゴリラ:『おう! 聞け、聞け。 今すぐ聞け』

梨子:『もしもし、どうしたの?』

ハーレーダビッドソン落ちて修理してもらって、梨子さんの親に挨拶行くの、みんながついて行く?

梨子:『何言ってるのかわからん。家の中はダメだと思うよ。』

つばさ:『披露宴で使うって言え』

披露宴で使うのもダメですか?

梨子:『披露宴か~ 山中くんがやってね。 私は機械音痴やから』

わかりました。 じゃあ、当日また迎えに行きますね。

つばさ:『やるやんけ! チンチクリン。 またカメラ渡すわ。 ゴリちゃんとこに降ろして修理するからね。』

豚ゴリラ:『おう! 部品代はまた連絡するからな!』

親に挨拶行く頃には発進出来ますかね?

豚ゴリラ:『おう!シンクロさしたるぞ!』

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